最後の1日>

今日はバンコク最後の日 パパの仕事はお昼からなので 朝8時開場というスネークファームに行ってみよう
赤十字の毒蛇研究所 タイは・・毒蛇の研究が世界一だそうで ・・え? どうでもいい?
ホテルから歩くこと15分 危険な道路を3回わたります
まったく 片側5車線もある道路に 歩行者用の信号がついていないなんて信じられない・・
キャーーーーーー!! と目をつぶって走り抜ける・・・スリルマンテン
実際 バンコクは交通事故がとても多いんです 
マラリアとかチフスとかコレラとかそういうのよりよっぽど死亡率が高いんだそうですから

・・・なんだか 到着してみると そこは 観光施設ではない感じで・・ まあ でも気にせず入場!

いちばーん 1996年7月11日生まれ女の子
キングコブラ
普段は 他の蛇を食べていますが
ここでは 自家製のソーセージを主食としています
にばーん へびねずみちゃん

あ・・こちらの ゲージのうさぎさんは 餌さんですか? ごくろうさまです・・・

蛇ににらまれたかえるというけれど 蛇でなくてもヤー な感じの目つきです
よく見ないとわからない  よくみると とても沢山いる
うごいていないとわからないって言うか 草が サワサワ・・・ 葉音がミシミシ・・ 
檻の中の蛇を 最初は余裕で眺めていたのだけれど お世話係の人は檻の中・・
まあ 万が一噛まれてもここは 世界一の毒蛇研究所ヾ(@^(∞)^@)ノわはは・・・
血清もあるんだろう・・・けど・・・けど・・・ あっちもこっちも開け放しで掃除して
逃げ出しはしませんか???

ここにあるのは・・・ぬけがらじゃありませんか?
・・・ってことは ここで 脱皮をされたんですか?

うわーやだなー まさか そのへんにいないよね?
 そう思い始めたら周囲の草むらの音が気になり始めて全身総毛立つ・・
・・・え・・ そう 実は 私たち ちと早く入場しすぎて入場の際お金払う場所に誰も居なかったので
入場料は後で払うことにして ・・・
ショーの時間までまだ2時間ある もうとてもいられない
入場門は退場のときも誰も居ず ・・ごめんなさい 無料退場しかないですよね

予想時間よりあまりに早く出てしまった私たちは とても高くて有名なジムトンプソンのシルクショップを覗く
シルクにはあまり興味は無いうえに 汗だくな身体に(しかも冷や汗)冷房が効きすぎ
そそくさのこのこと店を出ると昨日の名残のバッポンどおりを通り抜け 屋台街でお菓子みたいなのを買って
ホテルに戻った

カリカリクレープに甘いメレンゲ
ドライフルーツの刻んだのと ぱくちーがなぜか載っている

くぅ〜・・まずい・・

そろそろ荷造りの時間です ぎゅーぎゅー荷造りをしていた私は とんでもないことに気がついた
・・・ノートが無い・・

旅行をするとき 私は 肌身はなさず メモ帳を持って そのときの気分や値段などメモしています
仕事の準備をしながら パパが 「いちばんだいじなものがないの( ̄m ̄)?」と
やや皮肉気味に目をそらせた
そう いつだって私は 一番大事なものをなくす・・
うろたえるのも悔しいので あきらめた振りをしてベッドにもぐり もう一度最初から旅行を思い出してみる
だめだ 何も覚えていない・・

私の不機嫌に触れないよう ぱぱが そーーーーっとしごとに出かけるのを
作り笑いで見送った直後 意を決して部屋を出た・・
 あそこに違いない・・・きっとへび園だ もうあるわけない・・のはわかっていたって 行くしかない!
危険な道路の横断だって なんのその 目的地が近づいて きゅうに不安になった・・

なんて説明しよう・・
あさ 誰も居なかったのでお金を払わず入り(帰りに払おうと思いました) 
でも帰りも誰も居なかったので ・・・だめだ ばちがあたったとしかおもえない
噴出す汗と戦いながら 今は きちんと人のいる受付で 必死で 尋ねた・・

信じられないことに このちいさなノートは 落し物として受付に有りました・・
 へびさんが 届けてくれたんでしょうか?
ありがとう さんきゅー コープンマイカー・・・ あらん限りの感謝の気持ちを全身で表す
受付のあばさんは いいよ いいよ というしぐさをしてくれた

それでも私はいえなかった・・ 入場料を払わず入って・・そして出てきたこと
なまりを2T飲み込んだような思いでなんども入り口をうろうろして・・・ やはり帰路についた
喫茶店に入り タピオカコーヒーを頼み 後世にばちがあたるかも と本気で考えてコーヒーをすする・・
タピオカが固い すごく固い・・ とても食べられない 黙っていようかとも思ったけれど
このまま 何人もお客さんに出すのもまずいと思って 店員さんに小さな声で すごく固いよ・・というと
申し訳なさそうに 今 取り替えるという・・ あー マイペンライ マイペンライ! いいよいいよ 
ぜんぜんOK そゆこともあるさ これさ 人生どこかで帳尻が合うように出来ている
なんだか気が軽くなって 今朝見つけたホテル裏のキット屋台が出るであろう空き地に向かいました
思ったとおりの大混雑に 思わず笑みがこぼれる
TシャツにGパンの貧租で汗だくな私に 英語や まして日本語で話し掛ける人はここにはいない
やすいよー おいしいよー いらはいいらはい・・・ おそらくそんなことをいっていのでしょう
熱気とひといきで眉毛も口紅もなくなった私の目に飛び込んできたのは ロゥーチョップです!!
片道30分 もう出会えることは無いと半ばあきらめかけていたロゥーチョップてす!!
おそるおそる聞いてみました「らーか たうらい?」(いくらですか?)
 「ヌングバーツ」・・・くぁー 一個1B? 手間のかかる品物だ それほど数は無い・・
ふっふっふ・・身なりは貧しく化粧は落ちても私は経済大国日本人だ 全部でいくらじゃゆーてみー・・
店先の女の子が決意の目で「ハーシップバーツ」(50B200円弱)というと
何に気がついたのか 隣の母親らしき人がぼそぼそ・・と忠告した
おどおどした女の子は「しっくすてんばーつ」と いいなおした ん? いくらですか?610ばーつ?なわけないか?
とにかく値上がりしたことだけは確かです いいよいいよ払おうじゃないか・・
 60Bはもっていたけれど わざと 50B+20Bで70B払った すごく可愛いのよ〜


隣のお母さんが女の子にくっきーをひとつ渡し 嬉しそうに女の子がそれを私にくれる・・サービスか?
一口かじって たいした味じゃなかったけど あろーい(おいしい)といった・・なんて ラッキーな1日だったんだろう
それとも これも全部買ってくれっていうことだったんだろうか?

嬉しい気持ちを抑えて早足で部屋に戻りドアを開けると ぅらっき〜♪ と叫んでビールを開けた
ずぼんもTシャツもびしょびしょでさっぱりシャワーを浴びたところで 替えのパンツがスーツケースの中なのに気がついた
むぎゅむぎゅのスーツケース 汗びしょのパンツ かなり悩んだけれど 結局 スーツケースを開けることにして
鍵を開けると ぼん!びょょーん!みたいに開いて 閉まるかどうかほんと心配だったけど
あまりに気分がいいので もう1本ビールを開けた・・そんなことを繰り返しているうちに
わたしのよっぱステータスは シンハーゴールド5レベルまであがってしまいました

「おけぇり♪ぱぱ オシゴトゴクロウサマm(_ _)m・・・ほれ! これを見よ!( v ̄(●●) ̄) ノ□←大事なノート」
   「ほれほれ・・これもこれも( ̄(■■) ̄;ノω←ロゥーチョップ」

今思い返せば パパがびっくりしたのは 私のノートやロゥーチョップに対する執念ではなく
  これから 夕食会なのにすでに よっぱのわたしに対してだったのかも知れません・・

チェックアウトタイムの5時 ロビーは取材陣でごった返しています
なにやら要人が来ているのでしょうか?

このおじさんがえらいひとなのかな・・? 
ダンキンドーナツとか10周年とか そんな話も出ている
このおばさんがえらいんだろうか?
どうやら モーニングトークというテレビ番組の10周年記念のようです
カメラマンを取るカメラ( ̄m ̄)くすッ ・・

取材陣に混じって話を聞いてみましたが・・わかりませんねー

昼間からビール5本のわたしは テンションハイ!です いかんいかん これからパパのお仕事の席
又 貴重な時間を割いて さしてうまくも無い高い料理を食べにいくんでしょうか?・・気がめいる

ホテルのチェックアウトを済ませてから最後の晩餐に向かいます・・
 え?・・パパのメールチェックだけで通信費 50000円? 通信費の高い国なんだー
そんな金額に 「今回は安いな・・」というパパが遠くに行ってしまうような感じがしました ワタシモツレテイッテー 

シーフードレストランに到着して 少し気持ちが踊りましたよ

スクンビット通りのソイ24を入ってしばらく行くと

ここは パチンコやさんかー? 
なんとも派手な この門構え

大型シーフードレストランの  シーフードマーケット

中は広いというよりは 広大なスペース
座席数は1階2階合わせて1400だそうです
左側のラインで好きなものを選んで好みのように調理してもらうんです


なんともここだけで ひとつの街のようです

2Fは 個室になっていまして ・・ 

システム的にはこういうの 日本でもありますよね 食材を選んで 調理法を指定する・・・

手長えびー 1キロ1350B(5000円弱)
結構大きいので 2−3匹で1キロかなぁ

海老チリソースがいいですね

しゃこみたいな感じです これも結構な大きさ

 ゆでて食べますか?

これはすごい 1匹2−3キロはあるでしょう
1キロ2350B(9000円くらい)だから・・

つまりは 2−30000万円の海老様です

炭火焼?

あーこれは ザリガニさんのお友達ですね?

1キロ以上はあるからねー

 マヨネーズ焼き? 

こういう風に縛られていると上海かにっていうかんじ

なかなかずっしりしていて ・・

プー・パッ・ポン・カリー♪←蟹のカレー炒め

豆苗が大きくなったようなこの野菜
オイスターソースで炒めるとおいしいんです

選んだ材料費に調理代と個室費用がかかると 一体いくらになるんでしょう? 
歌舞伎町にも こんな かんじのシステムのお店がありますけどこんなに高くは無いでしょう
1匹2−3万円の海老を普通に調理してもらって 普通なおいしさでとても嬉しいです
 そりゃモチロンビールもすすみます・・・
後ろに ボーイさんがついていて 一口ビール飲むとすぐ 注ぐから 何本くらい飲んだのかさっぱりわかりませんが
普段の感じから察するところ・・・ 怖いほど飲んだと思われます
 何度かトイレに立ち 緊張も遠慮も極限まで解け まるで主賓のように絶好調で無礼を連発はじめた頃
丁度良く お帰りの時間となりました(ぱぱは 大変ありがたかったと思います)

 これから飛行機にのるっていうのにとても窮屈な格好で あ゛ーあるきにくいよぉ〜
そして おそらく日本についたら モチロンとても寒い格好であると思われましたが 
スーツケースをあけて 着替えるような平常心は持ち合わせていません・・・・このままでいいのか?
 まあいいや・・と ハイヤーからおり 重たいスーツケースによろけて車のタイヤにしこたま足をぶつけました

あまりの痛さに 思わず写真をとりました
ぶつけたというよりは車にひかれたというほうが近い状態でした
親指の付け根ですが
これはその直後であまりわかりませんが翌日は紫色になりました
このときもすでに かなり腫れていたんですよー 

あれだけよっぱらっていて あれだけ痛かったんですから・・

 この足の痛みのおかげで 日本についてから ほとんど寒さを感じずにすみました・・

空港についてからも 飛行機に乗ってからも もう一口もビールを飲めないほどでした
 飛行機に乗って 1杯もアルコールを飲まなかったのは生まれて初めてです
(あー それは 足の痛みのせいではなく・・のみ過ぎでもう飲めなかっただけですが・・)

とんがらしの バンコク出張同伴記はこれで終わりです 
 今回も ながーい 文章に 付き合ってくださってありがとうございました

 おいしい食べ物を食べる 珍しいものに出会う 楽しい思いをする びっくりする
旅行ではいつも そんなことに 普段より 多く出会います
 そうやって経験したことを 家に帰ってから あの時はおかしかったね とか 又行きたいねなんて
思い出話を繰り返しながら よりいっそう旅が鮮明になっていくような気がします
今回は 楽しかったのかな? そう思い返したときに
 一人で食べたあの味や 一人で見たあの景色が 誰とも共有できていない寂しさを感じました
文字が読めない 言葉が通じない 
それでも リゾート地ではそれなりに関わりあってくる現地の人とのふれあいがあります
 プールサイドで日の出から日の入りまでゆっくり過ごす時間の中で
早足では見逃してしまう小さな発見を追いかける楽しみ 子供の喜ぶ顔・・
    都心部には その国の人のあわただしい日常生活があります
こと バンコクでは 屋台を広げる人は1日中同じ場所に屋台を広げては居ません
 朝は 通勤の人の波にあわせて道端に 昼間は広場に 夜は繁華街に お店の出し入れ移動だけでも
大変な労力です 
そこには 私の入る隙間はありませんでした
 1本1000円のビールを飲みながら娯楽で庶民の生活に入り込む気まぐれな道楽は
日々そこで生活している人たちにとってどうだったのでしょうか
 金持ちは 金持ちらしく過ごす 観光客は観光客らしく過ごす それはおごり高ぶった感覚ではなく
最低限のマナーなのかもしれません 
 ハイソな社交界では 無礼を働く 庶民の生活にハイヒールで入り込む そんなギャップを
無神経に楽しんでしまったことに 恥ずかしさと後悔の念が残りました

それにしても バンコクは素晴らしい街です 食べ物にしても 装飾品にしても そして生活も
世界最高級のものと どん底が見事に同居していて
 ほしい人には全てを与える土地であるように思えました
目の前に全てがあるから 人は貪欲になるのでしょう この国の人は いつ 寝ているんでしょう?
 道は絶え間なく渋滞して 人は立ち止まることなく前を向いて歩いています
4泊5日の旅行を ショートステイとは誰も言いません 
 そういった感覚は 私たち 日本人にはむしろ 普通に受け止められるいつもの出来事です
もう少し あと3日いられたら あるいは もう少しタイ語を勉強していれば・・・

この街は 又 キット来る そんな予感がしました
 でも次の旅行に選ぶのは この街ではないでしょう 
今の私には もう少し ゆっくり時間の流れる場所が似合っているような気がします


 疲れましたか〜・・ささ・・ それでは 表紙にお戻りください→どぞー